看護師と贔屓

世の中に、完全な客観性を持っている人などは存在しないと思います。

自分が他人の心の中に入り込む事が不可能である限りは、どれだけ客観的に考えていると思っても主観が入ってしまうものであります。

ですから、どの様な業界にいる人でも、管理職にあたる人は、自分の主観によって部下を贔屓してしまっていないかを注意しなければならないのです。

私が実際に経験した贔屓としては、看護師として働いているときに、自分の上司にあたる看護部長にあたる人からでした。

実は、贔屓をされていたのは私自身であり、周りの看護師から白い目で見られていたのです。

看護部長がどうして私を贔屓していたのかは知る由はありませんが、私が病院で唯一の男性看護師だった事も理由のひとつかもしれません。

実際に受けた贔屓としては、皆が嫌がる夜勤などを、私は殆ど免除されている事でした。

さらには、休みをとる際なども、何も問題なくさらりと休みをとる事が出来るのです。

実際のシフトを決めているのは、看護師長でありますが、看護師長は大変厳しく、看護師が休みを申請する時などは、あれこれと訳を聞かれてしまいます。

私も友人の結婚式の際に一日休みを申請したのですが、夜勤は出ろと看護師長に問い詰められたので、結婚式でアルコールを飲むのを諦めていたのですが、その後、看護部長が直々に休みの許可を与えに来たのです。

その様な事が続いてしまったので、流石に周りの目が痛くなったので、違う病院に転職したのでした。

贔屓のし過ぎも、その人の為になるわけではないのです。

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患者側も注意する

私が病院で働いていた時に心底呆れた話しであります。

私は、個人が経営している泌尿器科のクリニックで看護師として働いていました。

泌尿器科には、いわゆる性感染症の人も多く訪れるので、若い男女もチラホラとお見えになられます。

そんな時に、ホスト風のいわゆる「イケメン」が、私の働いているクリニックに訪れたのですが、クリニックに訪れた理由が性器に痛みがあるという事で、診断結果は、「淋病」という性感染症だったのです。

本人も心当たりがあると語っていたので、やはりこの手のタイプは、異性遊びが激しいのだと実感したのです。

そしてその数ヵ月後、また、そのイケメンが当院に訪れたのです。

今度の診断結果は、「クラミジア」だそうで、本人も苦笑いでした。

さらに、その数ヵ月後、三たび学習しない男が訪れたのです。

流石に私の事も覚えている様で、「またやっちゃいました」とアホ面を浮かべていたのですが、こんどは、クラミジアと淋病とカンジタを併発しており、心のなかで、「三冠王おめでとう」とつぶやいておきました。